■公害から環境へ
 1950年代から1970年代に掛けて急速な工業化の進展で
先進国である米国、ヨーロッパ、日本等の各地で公害問題が発生
しました。
日本では1970年に制定された公害防止関連の法律に伴い、
公害対策のための設備投資や人材の育成がなされ、
現在では公害防止先進国といわれるようになりました。
当時の公害問題は工業の盛んな都市やその周辺地域、地域 住民との
狭い関係でしたが、規模も次第に大きくなり世界的な規模へと進展して
いきました。
例えば河川や海に放流された有害物質の移動、
大気中に拡散する越境移動等地域を越えて他国まで悪影響を
及ぼすようになりました。
1980年代後半に入ると、地球環境問題、地球温暖化、砂漠化、
森林破壊等世界的規模での環境問題がクローズアップされてきました。
国内においても、自然環境の破壊だけでなく廃棄物処理問題なども
社会問題化し、世論は環境に対する関心を強めていきました。

■地球環境ブームへ
 1992年に開催された地球サミットでは途上国の人口問題と共に
先進国のライフスタイル(大量生産・大量消費・大量廃棄)が地球環境に
大きな影響を与えていることが認識されました。
日本国内でも1993年公害対策基本法に代わる環境に関する規範
『環境基本法』が制定され、その中で環境負荷の少ない持続性発展が
可能な社会の構築が基本理念に掲げられました。
このような時代背景を経て『地球環境ブーム』へ突入します。
消費者の環境問題への意識が高まってきました。
その結果『企業』としても環境問題を無視していては
成り立たない時代になってきました。

■これからの地球のために
 地球上の水は98.2%が海水で残りが淡水。その淡水の98%は
氷山の形で存在しています。
川、湖、沼、地下水としてある淡水はわずか2%です。
地球全体の水の約0.036%しかないのです。
様々な環境破壊の犠牲の上で成り立っている成長を考え直し、
昔のような自然を共存させ、水を守る・・・・・自然と親しめるように
未来の子ども達がそれを『あたり前』の環境と感じられるためにも、
今、手掛けられるところから前進していきたいものです。

ケーティワイ環境株式会社

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